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アンナチュラル:小説・自閉症〈上〉
¥1,650
四六版並製 280頁 発行日 2012.12 ●内容紹介● 自閉症発症は本当に先天的原因のみによるのか── 自閉症の原因を探る旅を経て、解き明かされる人類史的謎 自閉症の本当の原因は何か 一枚の絵に描かれたメッセージを手がかりに真実探求の旅に出た、駆け出し新聞記者と若き精神科医のたどる運命 駆け出し新聞記者の白川由岐枝は、先輩の記者から受け継いだ自閉症の取材を始めたが、微妙な問題に直面していく。ある日、六本木の国立美術館で自分が興味をもった絵をじっと見続ける青年と出会う。後日、自閉症の学会に出向いた際、美術館で見かけた青年、精神科医の古谷信一郎に出会う。取材を続ける由岐枝は、自閉症者の起こしたバスジャック事件に巻き込まれていく。自閉症解明の手がかりになりそうな幼稚園の園長はその事件で亡くなってしまったが、古谷とともに、ある組織の誘導によって自閉症解明の世界へ足を踏み入れていく―。 ●著者紹介● 竹内願人(たけうち・がんじん) 1950年生まれ。 医学の世界に住して三十数年。医学論文、医学書多数。
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アンナチュラル:小説・自閉症〈下〉
¥1,650
四六版並製 268頁 発行日 2012.12 ●内容紹介● 自閉症発症は本当に先天的原因のみによるのか── 自閉症の原因を探る旅を経て、解き明かされる人類史的謎 自閉症を解く手がかりは 仏教思想・唯識にあった── 自閉症の原因を解明する新聞記者の白川由岐枝と精神科医の古谷信一郎は、国際的な組織の導きによって自閉症の真実を追究する医学者や宗教者に出会い、彼らから人間の認識の発達について理解を深めていく。同じく自閉症と早期教育の関係を追い続けるフリージャーナリストの椎名麻紀も、取材を進めていくうちに仏教思想「唯識」に到達する。古くから人類の叡知が警告し続けた真実を、ルソーの『エミール』とオスターデの絵、仏教の教えに見出す探究者たち。彼らはやがて、運命の糸によってつながれていく―。 ●著者紹介● 竹内願人(たけうち・がんじん) 1950年生まれ。 医学の世界に住して三十数年。医学論文、医学書多数