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江戸時代のスパイたち:泰平の世に暗躍した才人の裏の顔
¥1,870
ISBN 978-4-7634-1118-1 C0036 発行:2024年7月10日 四六判並製 192頁 ●内容紹介● 東洲斎写楽、安藤広重、伊能忠敬、松尾芭蕉…… 江戸時代の天才たちは、実は情報屋(スパイ)だった!? 絵師、測量士、棋士、医者、俳諧師……旅から旅に暮らし、権力者と強いつながりをもった彼らは、後世に残る傑作をものした裏で、情報収集に勤しんでいた……? 人伝で情報が飛び交った時代、謎多き写楽の生涯を皮切りに、傑物たちの「もうひとつの顔」に迫る! ●目次● 序 章 それは写楽の謎から始まった 第一章 東洲斎写楽スパイ伝説 第二章 旅に生きた絵師、安藤広重 第三章 伊能忠敬の調査力 第四章 天才絵師・谷文晁のネットワーク 第五章 異能の絵師、葛飾北斎の時代を見る眼 第六章 徳川幕府と将棋指し 第七章 シーボルトの光と影 第八章 俳諧師・芭蕉とその弟子の陽と陰 ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし・よしてる) ルポルタージュ作家。東京・小岩で生まれ育つ。明治大学(文芸学科)、米国サンノゼ州立大学(ジャーナリズム学科)、中国アモイ大学(中国語)、二松学舎大学(国文学科)等で学ぶ。元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。黒澤映画のエッセイ「私の黒澤明」で最優秀賞(夕刊フジ)。 著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』『毒婦伝説』『消えた神父を追え!』『拳銃伝説──昭和史を撃ち抜いた一丁のモーゼルを追って』『紫式部“裏”伝説──女流作家の隠された秘密』『アメリカと銃──銃と生きた4人のアメリカ人』『赤口の刃──原敬暗殺事件と中岡艮一』『消えた神父、その後――再び、BOACスチュワーデス殺人事件の謎を解く』(以上、共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 master@kyoeishobo.net
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ヤマト王権誕生の真実:渡来王朝説からひもとく古代日本
¥2,200
ISBN 978-4-7634-1117-4 C0021 発行:2024年6月25日 四六判並製 288頁 ●内容紹介● 古墳時代の「はじまり」に何が起こったのか── 日本史上もっとも謎に包まれている古墳時代。弥生から古墳期へと至る「空白の時代」に、「日本」はどう形作られていったのか。石渡史学を継承・発展させ、最新の科学的知見──「三重構造モデル」にも適合する「渡来王朝説」を精緻に展開・検証し、古代国家の様相を鮮やかに描き出す。 「記紀史観」を根底から覆す画期的日本古代史研究 ●目次● はじめに──テーマは「渡来王朝説の現在地」 序章 「古墳時代の大量渡来」という新事実 ──古代史のモデルが変わる! 石渡史学=〝応神天皇史観〟 ジャーナリズムと学界の「反応と変化」──石渡史学の波及と副産物 「ヤマト中心主義」か、隣接科学の出してきた「答え」か 「混血説」の再評価へ 「東アジア世界」の仲間として──歴史へのアプローチは「イデオロギー」抜きで 第1章 渡来のリアリズム ──DNA解析が明かす「大量渡来民」史観に見合った政治状況を考える 天皇そして日本人は「朝鮮半島にルーツがある」のか?──保守派知識人のある発言 ヤマト王権の誕生〝9パターン〟 ──「ポスト邪馬台国」像の描出が歴史家の真骨頂 大量渡来民「なし」では列島日本人の人口が足りない!? 「東アジア」系の成分を持つ人びと──「古墳人=現代人」の衝撃! 渡来説の復権──「弥生‐古墳移行期」というニュー概念 弁辰狗邪国と倭──3世紀の半島南部、消失したクニとは? 三韓時代──王としての「臣智」と「辰王」統治システム 246年争乱――二郡vs.韓軍から半島勢力の再編へ 「受け皿」弁辰狗邪国──盟主国「狗邪韓国」として新生へ 金海周辺を治めた王たちの系譜──大成洞古墳群集団の支配層 首露王の起源をたどる──「金氏の起源」としてのある「邑君」 弁辰狗邪国から狗邪韓国、そして意富加羅国へ──4世紀前葉に起こった完全独立への道 第2章 「任那」の誕生と列島への進出・移遷 ──「渡来王」崇神によるヤマト王権の成立へ [年表]国名(国号)の変遷と極東アジア史 意富加羅国の「列島進出」決断──首露の祖父・父世代の「連合王国」構想から 政治集団移動の神話・伝承──首露王のモデル人物、337年の渡来 「任那加羅王」の誕生──加羅からついに「ミマナ」加羅へ 「旨」=ミマキとしての来倭と治世──ヤマト王権の樹立は350年代か 覇王の横顔──「首露王=崇神天皇=倭王旨」説の秘密 逆転劇──百済の急成長と「侯国」の倭 「ナラ」の系譜──任那加羅から金官という「(ス)ナラの国」へ 「短甲」と思いがけぬ「ムル」の意味──加耶ならではの武具が倭で花開く 太陽神「アマテル」は外来神──〝タカミムスヒ革命〟で変わったこと 北東アジア系の王権イデオロギーが来た道──半島→対馬→列島・ヤマト 「海を光らせて来る神」の正体──「神代」の謎が崇神紀で解ける① 天皇霊としての「日神=大物主神」──「神代」の謎が崇神紀で解ける② 馬具と土器の真実①──箸墓3世紀説は無理筋の極み 馬具と土器の真実②──加耶土器による列島土器へのインパクト ポスト崇神(ポスト首露)の時代へ──倭国のその後と(南)加羅の消長 半島新技術と三輪「後期」王朝による開拓──ヤマトから「河内」へ 「政治集団の移動」説がこうして復権した──「4世紀の渡来王朝説」しか勝てぬ理由 第3章 応神の「新」王権と後継天皇たちの興亡 ──昆支と男弟王、そして二つのクーデター 崇神大王家への婿入りは定番理論に──「済=ホムダマワカ」の補助線で見える「武=応神」 「将軍」号を持つ男──左賢王・コンキの来倭 「ホムタ」──君の名は…「神となれり」 青春の日々がない天皇──神功皇后が応神の皇太子時代を…… (済=)ホムダマワカの「分身」たち──崇神宗家の血脈で見えてくる応神の「後継者」 応神紀「干支三運引き上げ」で生じた空白──後継大王の十人(仁徳~武烈)は不在 隅田八幡鏡と「応神と継体」──突如、日本史に登場する〝昆支〟のプレゼンス 『書紀』改作プロセスに見える「応神=神武」──〝幻の皇統譜〟があった痕跡 後継者・継体天皇の正体──冠軍将軍のその後の消息 誤算──6世紀前半のクーデター;辛亥の変 二つの王統──「継体・敏達系」対「欽明・用明系」 継体・欽明の半島政策が不可解な理由──〝百済優遇・任那熱・高霊冷遇〟 聖徳太子不在説①──学界が取り上げきれない「細部」情報 聖徳太子不在説②──糸口は「馬子の妻」 聖徳太子不在説③──推古・用明が「でっち上げ」だという理由 「蘇我物部戦争」による本当の敗者とは?――敏達の死後、「プリンス」の悲劇 霊(血)と抗争──『日本書紀』が捏造した記事の「意味」 あとがき──「誉田八幡」応神の系譜と「ヤマト/日本」の誕生 ●著者紹介● 仲島 岳(なかじま・がく) 1968 年長野市生まれ。歴史作家&編集者。上智大学文学部新聞学科卒。長らく出版社勤務、百数十冊ほど単行本を編集担当。 著作に『古代天皇家と「日本書紀」1300年の秘密』(WAVE出版 2017年)、『「倭国」の誕生』(海鳴社 2019年)。共著は『アジア映画小事典』(佐藤忠男 編著)など数冊。論文に講談社「群像」新人賞候補作(評論部門)の「三島由紀夫のトピカ」のほか、「吉本隆明のいない『共同幻想論』」など。石渡信一郎史学の関係では『日本人の正体』林順治著(三五館)の編集協力がある。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 master@kyoeishobo.net
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日本の阿片戦略:隠された国家犯罪
¥2,750
☆重版出来☆ 四六判上製 初版発行 2005.11 2刷発行 2023.10 ●内容紹介● 日本は阿片大国だった!知られざる衝撃の事実! 国際条約に違反して、一大麻薬帝国を形成し、莫大な利益を得ていた戦前の日本。和歌山県、大阪府を中心に国内でも大量になされていたケシ栽培。中国への密輸出、軍の関与・・・。丹念な調査にもとづき、日本の阿片・モルヒネ政策の実像に迫る。 ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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明治から大正の危機を救った大隈重信の功績:議会政治をつくる苦闘の道
¥1,650
ISBN:978-4-7634-1113-6 判型:四六判並製 224頁 発行日 2023.10.10 ●内容紹介● 佐賀の大隈は、薩長の失敗をカバーして 西郷、大久保、木戸に次ぐ“第四の男”にのし上がった── 「民衆の大火事は、早稲田のポンプでしか消せない」 (長州の長老 三浦梧楼) 大隈重信の知られざる政治家生涯に迫る! ●目次● 第一章 英公使パークスとのキリシタン論争 第二章 西郷留守政府を支えた大隈重信 第三章 薩長に巴投げをかけた「明治十四年の政変」 第四章 第一次大隈重信内閣 第五章 日露戦争後の財政再建という難題 第六章 第二次大隈重信内閣の功績 第七章 元老山県有朋に潰された大隈内閣 補 論 大隈重信の無念 ●著者紹介● 鈴木荘一(すずき・そういち) 1948年、東京に生まれる。近代史研究家。 1971年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。2001年退職し、以降歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として活動している。 著書に『明治維新の正体』『政府に尋問の筋これあり』(以上、毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』『日本征服を狙ったアメリカの「オレンジ計画」と大正天皇』(以上、かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)、『幕末の天才 徳川慶喜の孤独』『陸軍の横暴と闘った西園寺公望の失意』『昭和の宰相 近衛文麿の悲劇』『名将 山本五十六の絶望』(以上、勉誠出版)、『鎖国の正体』(柏書房)、『名将 乃木希典と帝国陸軍の陥穽』『西郷隆盛と大久保利通の明治維新』『平和の武将 徳川家康』(以上、さくら舎)などがある。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 master@kyoeishobo.net
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日本の奇談・珍談101:古典の玉手箱から
¥1,650
判型:四六判並製188頁 発行日 2022.2.5 ●内容紹介● 奇想天外な「ふしぎばなし」じんわりとくる「こわいはなし」深い余韻 の「しみじみはなし」 『大鏡』、『鳩翁道話』、『続古事談』……古文で書かれているだけで現代の読者から遠ざけられている佳作・名作から101話を選んで現代語に訳しました。 鬼が出るか、蛇が出るか。はたまた小判の雨が降るか。 すべては読んでのお楽しみ……。 ●目次● わらいばなし14話 ふしぎばなし23話 なるほどばなし30話 こわいはなし8話 しみじみばなし10話 びっくりばなし16話 ●著者紹介● 福井栄一(ふくい・えいいち) 上方文化評論家。四條畷学園大学看護学部 客員教授。 京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部 非常勤講師。 関西大学社会学部 非常勤講師。 大阪府出身。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。 日本の古典文学・芸能・歴史文化などに関する講演を国内外で行うとともに、研究書・啓蒙書を数多く出版。本書が通算37冊目の単著となる。テレビ・ラジオなど、マスコミ出演も多数。 著書に、『十二支妖異譚』『解體珍書』(いずれも工作舎)、『しんとく丸の栄光と悲惨』(批評社)、『鬼・雷神・陰陽師』(PHP研究所)、『増補版 上方学』(朝日文庫)など。剣道2段。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~getsuei99
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赤口の刃:原敬暗殺事件と中岡艮一
¥1,650
判型:四六判並製200頁 発行日:2021.9.10 ●内容紹介● 「平民宰相」の裏の顔と、襲撃犯の素顔── 交差する人間の不思議な“縁”が、日本の運命を変えた 100年前の東京駅。総理大臣・原敬は18歳の若者・中岡艮一の凶刃に倒れた。 史上最強との呼び声も高い平民宰相が運命の瞬間に至るまでの軌跡と、総理を襲った青年の屈託に満ちた日々。なぜ二つの人生は交わり、時代を動かす大事件となったのか──。 歴史の襞に隠された事実から浮かび上がる、新たな事件像 ●目次● プロローグ 「大正」と「令和」 第1章 原敬とその時代 第2章 交差する運命 第3章 原敬の足跡 第4章 理想と現実 第5章 「平民宰相」の素顔と裏の顔 第6章 接近する運命 第7章 時代が動いた日 第8章 流転の人生 エピローグ 二人のいた場所で ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし・よしてる) ルポルタージュ作家。東京・小岩で生まれ育つ。明治大学(文芸学科)、米国サンノゼ州立大学(ジャーナリズム学科)、中国アモイ大学(中国語)、二松学舎大学(国文学科)等で学ぶ。元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。黒澤映画のエッセイ「私の黒澤明」で最優秀賞(夕刊フジ)。 著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』『毒婦伝説』『消えた神父を追え!』『拳銃伝説──昭和史を撃ち抜いた一丁のモーゼルを追って』『紫式部“裏” 伝説──女流作家の隠された秘密』『アメリカと銃──銃と生きた4人のアメリカ人』(以上、共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。
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アメリカと銃:銃と生きた4人のアメリカ人
¥1,650
四六判並製 224頁 発行日 2020.8.10 ●内容紹介● 今に続く「銃社会」はいかにしてつくられたのか? アメリカと銃の、想像を絶する深い関係に迫る 全米一有名な「幽霊屋敷」の主サラ・ウィンチェスター、第26代大統領セオドア・ルーズベルト、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイ、そして西部劇の名優ジョン・ウェイン。 銃にまつわる4人の生涯と、アメリカ社会がたどった「銃の歴史」が交錯するとき、この国の宿命が見えてくる──。 ●目次● 第1章 銃社会アメリカ 第2章 サラ・ウィンチェスター夫人の奇妙な行動 第3章 銃を愛した大統領、セオドア・ルーズベルト 第4章 大統領を襲った銃と、征服された者の“呪い” 第5章 文豪ヘミングウェイと銃 第6章 ジョン・ウェインが放つ銃 〈寄稿〉松本方哉、西村洋子 ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし・よしてる) ルポルタージュ作家。東京・小岩で生まれ育つ。明治大学(文芸学科)、米国サンノゼ州立大学(ジャーナリズム学科)、中国アモイ大学(中国語)、二松学舎大学(国文学科)等で学ぶ。 元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。 黒澤映画のエッセイ「私の黒澤明」で最優秀賞(夕刊フジ)。 著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』『毒婦伝説』『消えた神父を追え!』『拳銃伝説──昭和史を撃ち抜いた一丁のモーゼルを追って』『紫式部“ 裏” 伝説──女流作家の隠された秘密』(以上、共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。
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新版「浪士」石油を掘る:石坂周造をめぐる異色の維新史
¥1,870
発行日 2018.10.19 四六判並製 249頁 ●内容紹介● 日本の石油産業の祖 おおほら吹きか、一代の怪傑か。 ベンチャービジネス第一号ともいえる「石油会社」を創立した人物として歴史の片隅に名を残す「石坂周造」。清河八郎の下で攘夷を志し、山岡鉄舟の義弟として旧幕臣相手に“白紙”の説論書を以て天下の大演説。三度の入牢の後、勝海舟による新政府役人へのスカウトを断った「浪士」は、新しい時代に石油を掘ることを決意する。明治維新後の動乱期、日本の産業化の原点を担ったある男の物語。 ギヤマンの瓶のなかで、夜をあざむいて輝く石炭油の炎。日本の財貨が何も残さずに暗闇のなかに消えていく。周造にはそう思えた。(本文より) 歴史小説のわき役に「大ほら吹き」「怪物」として扱われることはあっても正史にその姿を現すことのなかった石坂周造。波乱の明治期、殖産興業の旗手へと転身した元過激尊攘派浪士の生涯を描く。 ●目次● 1章 明け烏 2章 浪士組 3章 輪廻 4章 恩讎 5章 出師の表 6章 暁鳥一声 7章 開花の天 8章 くそうず 9章 先駆者 10章 金看板 11章 有司専制 12章 風雲観望 13章 残照 あとがき 新装版発行にあたって 主な参考図書 ●著者紹介● 真島節朗(ましま・せつお) 1932年山口県下松町生まれ、明治大学商学部卒、日本石油株式会社(現・JXTGエネルギー)入社、「日本石油百年史』編纂に従事、以後金融機関・社団法人・民間企業などの年史執筆協力、2000年古代ロマン文学大賞受賞、『周辺国に向き合う日本人の歴史』、2005年4月ブログ「反戦塾」を開設現在に至る。
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紫式部“裏”伝説:女流作家の隠された秘密
¥1,650
四六判並製 184頁 発行日 2017.2 ●内容紹介● 紫式部は、オネエだった!? 文学史上に燦然と輝く「源氏物語」の作者、日本文学の頂点に君臨するあの紫式部は、実はオンナではなかった? 作品に残された数々の手がかり、ミステリアスな生涯、複雑な家系、そして父と祖母の画策── 千年の時を超え、隠された“絶対秘密のプロジェクト”を追う! ●目次● プロローグ 第1章 源氏物語絵巻 第2章 越前時代 第3章 紫式部の結婚 第4章 平安の都 最終章 絶対秘密の行方 エピローグ ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし・よしてる) ルポルタージュ作家。元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。 著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』『毒婦伝説』『消えた神父を追え!』『拳銃伝説』(以上、共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。
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拳銃伝説: 昭和史を撃ち抜いた一丁のモーゼルを追って
¥1,650
四六判並製 184頁 発行日 2016.1 ●内容紹介● ある拳銃が狂言回しとなって語り始めた、驚愕の昭和史 首相・濱口雄幸を狙撃したモーゼルは、「男装の麗人」川島芳子の所有物だった。一丁の拳銃がたぐりよせる歴史の糸。731部隊と奇行の天才学者、暗躍する大陸浪人たち、文豪の理想郷と狙撃犯の縁、そして昭和史最大の謎・帝銀事件の真犯人── 一丁の拳銃のもたらす波紋の先にはさまざまなドキュメントが見え隠れし、私はどんどんとのめり込んでいった。とくに帝銀事件の真の犯人ではないかという人物が浮上してきた瞬間──それは折り畳まれた歴史の襞をのぞいた瞬間であった。(本文より) ●目次● プロローグ 第1章 総理狙撃 第2章 遺体鑑定人、表と裏の顔 第3章 昭和史最大の謎に迫る 第4章 「男装の麗人」川島芳子 第5章 流浪する拳銃 第6章 武者小路実篤と狙撃犯 最終章 拳銃の終焉 エピローグ ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし・よしてる) ルポルタージュ作家。 元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』(共栄書房)、『毒婦伝説』(共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。
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戦争と日本人 :日中戦争下の在留日本人の生活
¥2,200
A5判並製 296頁 発行日 2015.8 ●内容紹介● 戦時下、日本人は中国でどう暮らしたか 在留日本人の日常生活 軍人・軍属を除く中国在留日本人は60万以上に膨れ上がった…… 彼らは中国でどのような生活をしていたか? 中国の民衆にはどう映ったか? 残された貴重な写真・資料を収録して描く日本人の生態 ●目次● 1 関東軍が作成・販売させた「張作霖爆破事件」絵はがきセット 2 日中戦争とタタミ 3 兵隊は運動会が大好き 4 女性の服装 5 在留日本人のゾンザイな振る舞い 6 鮮魚の輸送 7 淡水魚をナマで食べる 8 朝鮮米 9 「戦争の横顔」 10 『商工案内』に見る日本人町の状況 11 救世軍の報国茶屋 12 救世軍の済南診療所 13 中国戦線における国防婦人会 14 国防婦人会に加入した売春婦たち 15 九江の日本人小学校 16 九江の「慰安所」 17 日本軍が中国でまいた伝単 18 中国軍がまいた伝単 ●著者紹介● 倉橋正直(くらはし・まさなお) 1943年 静岡県浜松市生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。愛知県立大学教授を経て、現在、愛知県立大学名誉教授 著書 『北のからゆきさん』(1989年 新装版、2000年)『からゆきさんの唄』(1990年)『島原のからゆきさん』(1993年)『従軍慰安婦問題の歴史的研究』(1994年)『日本の阿片戦略』(1996年)(韓国で翻訳される。新装版、2005年)以上共栄書房『日本の阿片王』(共栄書房、2002年)『阿片帝国・日本』(共栄書房、2008年) 『従軍慰安婦と公娼制度 従軍慰安婦問題再論』(共栄書房、2010年)
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「からゆきさん」:海外〈出稼ぎ〉女性の近代
¥1,870
四六判上製 200頁 発行日 2015.5 ●内容紹介● 追いこまれる「性」 日本近代史の中の、まなざしの変容 境界を越えた女たちは、いかに周縁化されたのか。 「からゆきさん」研究に新たな地平を切り拓く緻密な表象史 「従軍慰安婦」と「からゆきさん」はどこがどう違うか? 従軍慰安婦論争に一石を投ずる本 ●目次● 第1章 身売りの歴史とその思想 第2章 海を渡った女性たち 第3章 海外日本人娼婦と明治政府の対応 第4章 「芸娼妓」をめぐる言説と、海外膨張政策への呼応 第5章 分断される女/性 第6章 優生思想と海外日本人娼婦批判 ●著者紹介● 嶽本新奈(たけもと・にいな) 1978年生まれ。一橋大学大学院言語社会特別研究員。2014年3月一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は日本近代ジェンダー史。論文に「『からゆき』という歴史事象の創出の背景――『性的自立性』の多様性」(『言語社会』、2008年)、「優生学と結びつく『在外売淫婦』批判の検討」(『ジェンダー史学』、2009年)、「分断される『女/性』――愛国婦人会芸娼妓入会をめぐって」(『ジェンダーと社会――男性史・軍隊・セクシュアリティ』、2010年)、「『からゆき』渡航幇助者のジェンダーと役割の一考察――「密航婦」記事を手がかりにして」(『ジェンダー史学』、2011年)などがある。
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緊急出版 吉田証言は生きている :慰安婦狩りを命がけで告発! 初公開の赤旗インタビュー
¥1,870
四六判並製 224頁 発行日 2015.4 ●内容紹介● 吉田清治氏の証言は虚偽ではない! 歴史の真実は消せない── 元赤旗記者 渾身の告発!! 朝日新聞や赤旗で、吉田証言を虚偽・誤報として記事を取り消したのは間違いだ! 1993年10月、幻の赤旗インタビューを全文掲載し、当時の取材記者自らが徹底解説 従軍慰安婦問題の根拠から一転、虚偽とされた吉田証言 吉田氏の肉声が伝える歴史の真実とは ●目次● 第1章 吉田清治氏のインタビューの記録 第2章 〈資料解説〉吉田証言は本当に虚偽なのか ──初公開の赤旗インタビューで浮かび上がった新事実 第3章 朝日と赤旗の「検証記事」の検証 第4章 秦郁彦『慰安婦と戦場の性』の検証 ●著者紹介● 今田真人(いまだ まさと) 1955年、広島市生まれ。名古屋大学文学部史学科(西洋史専攻)卒業。1980年4月から2011年5月末まで赤旗記者。テレビラジオ部、政経部、中四国総局、社会部、経済部、日曜版など各部の記者を歴任。55歳で退職後、フリーの経済ジャーナリストになる。著書に『円高と円安の経済学──産業空洞化の隠された原因に迫る』(かもがわ出版、2012年)。
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李王家悲史 秘苑の花
¥2,420
四六判上製 288頁 発行日 2014.6 ●内容紹介● 知られざる日韓現代史の悲劇 この歴史的事実からいま何を読み取るか? 10歳で日本に連れてこられた韓国李朝最後の皇太子・李垠 政略結婚させられた日本の皇族・梨本宮方子女王 日韓のはざまで、歴史に翻弄されながら、二人はどう生き、愛を貫いたか──。 李垠氏本人の極秘資料に基づく迫真のドラマ 伝説の歴史小説、待望の復刻! 「今「秘苑の花」を読了し、自分のことながら終日感動を禁じえなかった。たとえ小説風に描かれたとは言え、内容は皆正しき事実であります。私は波瀾多かりし40余年間の過去を回顧し、感慨無量なものがあります。」(李垠 本文「感想」より) ●著者紹介● 張赫宙(ちょう かくちゅう) 1905年、朝鮮慶尚北道大邱に生まれる。 プロレタリア文学の影響を受け、デビュー作「餓鬼道」などの初期作品では、朝鮮民衆の貧困と悲惨、闘争などを描く。1952年、日本に帰化。『嗚呼朝鮮』が張赫宙名の最後の作品となり、その後は、野口赫宙の名で数々の作品を発表し、自伝小説、歴史小説、ミステリー、英文の小説など多様な作品を残した。1997年死去。
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木枯らしの舞
¥1,650
四六判並製 320頁 発行日 2014.2 ●内容紹介● 大学入試という絶望を登り切ると、その先はなだらかな台地が拡がっていた 世の多くの人々が所得倍増にうつつを抜かしていたあの時代、入試疲れの学生たちは、足元の大学教育の実態など、ほとんど関心がなかった。 変わりゆく時代を生きた若者たちがたどりついた輝ける時──青春の、光と影。 ●著者紹介● 悟 謙次郎(さとり・けんじろう) 1944年、鳥取県境港市生まれ。鳥取県立境高等学校から青山学院大学法学部に学ぶ。 青山学院高等部事務長、青山学院法人本部秘書室長、青山学院法人本部総務部長を経て、フリーライターに転身。
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文学に映る歴史意識 :現代ドイツ文学考
¥2,750
A5判上製 280頁 発行日 2013.11 ●内容紹介● 構想から十五年、ドイツ文学研究の大家、主著ついに上梓! ドイツ文学激動の200年 歴史に向き合った文学者たちの群像 ゲーテ、シュトルム、トーマス・マン、ブレヒト、アンナ・ゼーガース、ハインリッヒ・マン、ルカーチ、ギュンター・グラス、クリスタ・ヴォルフ、ハイナー・ミュラー いま、よみがえるドイツ文学の息吹 ●著者紹介● 鷲山恭彦(わしやま・やすひこ) 1943年静岡県生まれ。東京大学人文科学研究科独語独文修士課程修了。専攻はドイツ文学・ドイツ社会思想。東京学芸大学教授を経て、東京学芸大学学長。現在、奈良教育大学理事、国立青少年教育振興機構監事。
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古都監禁の日々
¥1,650
四六判並製 280頁 発行日 2013.5 ●内容紹介● 「そうだ、京都にしよう」 これから始まる一年間の浪人生活を、 伝統と四季に彩られる古都で送ることを 決意したのである 京の街に祇園囃子が流れるころ、「監禁生活」に身を投じたはずの若者達は、悶々とした苦痛の中にいた。自由を謳歌すべき青春のこの日々を、受験というしがらみを引きずったまま、今日も懸命に生きていた。 ●著者紹介● 悟 謙次郎(さとり・けんじろう) 1944年、鳥取県境港市生まれ。鳥取県立境高等学校から青山学院大学法学部に学ぶ。 青山学院高等部事務長、青山学院法人本部秘書室長、青山学院法人本部総務部長を経て、フリーライターに転身。
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俺たちの十七歳
¥1,650
四六版並製 224頁 発行日 2013.1 ●内容紹介● いま団塊の世代から贈るこの一冊 君たちに伝えたい! だれもが輝いていた青春があった── 戦後、貧しかった日本が、それでも元気に輝いていた時代 だれもが懸命に駆け抜けてきた懐かしい時代 いま最前線を譲り渡し、一時の安らぎを得て、 あの頃を赤裸々に振り返る── 鳥取県境港市を舞台に繰り広げられる、 ある高校生達の青春小説 ●著者紹介● 悟 謙次郎(さとり・けんじろう) 1944年、鳥取県境港市生まれ。鳥取県立境高等学校から青山学院大学法学部に学ぶ。 青山学院高等部事務長、青山学院法人本部秘書室長、青山学院法人本部総務部長を経て、フリーライターに転身。
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従軍慰安婦と公娼制度:従軍慰安婦問題再論
¥2,200
四六判上製 発行日 2010.8 ●内容紹介● 「性的奴隷型」と「売春婦型」──2つのタイプの検討を通じて従軍慰安婦問題の核心に迫る。 中国戦線の日本人町全体に日本人売春婦が一万五千人もいた。日本軍と共生して中国各地で「日本人町」を形成した日本人商人、日本の公娼制度との関連など、日本近代史の恥部に光をあてながら、従来の画一的な「従軍慰安婦像」を排し、「自虐的」でも「ねつ造」でもない「実像」に迫る。 ●目次● はじめに 第一章 中国戦線に形成された日本人町──従軍慰安婦問題再論 第二章 駐留部隊と在留日本人商人との「共生」──満州国熱河省凌源県城の事例 第三章 近代日本の公娼制度 第四章 満州の酌婦は内地の娼妓 第五章 密航婦「虐殺」事件と多田亀吉 第六章 大連の人喰い虎の伝説 第七章 「からゆきさん」のこと──私の研究成果から ●著者紹介● 倉橋正直(くらはし まさなお) 1943年静岡県浜松生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。愛知県立大学名誉教授。主な著書に『北のからゆきさん』『からゆきさんの唄』『従軍慰安婦問題の歴史的研究』『日本の阿片戦略』『日本の阿片王』(以上、共栄書房)、『二反長音蔵・アヘン関係資料』(不二出版)など。
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阿片帝国・日本
¥2,200
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四六判上製 発行日 2008.8 ●内容紹介● 日本の近代裏面史 阿片を用いた中国侵略 日本は世界第一の麻薬生産・密輸国! 戦前の日本の知られざる衝撃の歴史的事実を追う! ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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日本の阿片王:二反長音蔵とその時代
¥2,750
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四六判上製 発行日 2002.8 ●内容紹介● 知られざる阿片大国ニッポンの真実 「阿片狂」と言われながら、国内各地はもとより、朝鮮・中国へも渡って東奔西走し、ケシの栽培とその普及に一生をかけた男の生涯。深い闇に包まれた日本の阿片戦略を掘り起こした第2弾。 ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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北のからゆきさん
¥1,980
SOLD OUT
四六判上製 発行日 2000.7 ●内容紹介● 日本近代史の恥部を暴く かつてシベリア・満州におびただしい数の日本の女たちが、時には危険をおかしてまで進出していった。近代史の恥部として隠されていた事実と哀歌を、シベリア・満州を舞台に、生々しい資料を駆使して描く。 ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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従軍慰安婦問題の歴史的研究:売春婦型と性的奴隷型
¥1,922
四六判上製 発行日 1997.8 ●内容紹介● 父祖たちの世代が犯した蛮行。恥ずべき国家犯罪の歴史的解明。 永年にわたる「からゆきさん」研究を基礎に、民間主導型から「性的奴隷狩り」の蛮行に至った経過と日本の軍隊の特殊な構造としての従軍慰安婦問題を解明。 ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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英親王李垠伝:李王朝最後の皇太子
¥2,750
四六判上製 発行日 2001.8 ●内容紹介● 韓国最後の皇太子の悲運の生涯 10歳で日本に連れてこられ、皇族との政略結婚、戦後は国籍さえ失った。日韓現代史の原点、不幸な歴史の体験者、流転を越えた純愛物語。