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従軍慰安婦と公娼制度:従軍慰安婦問題再論

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四六判上製
発行日 2010.8


●内容紹介●
「性的奴隷型」と「売春婦型」──2つのタイプの検討を通じて従軍慰安婦問題の核心に迫る。
中国戦線の日本人町全体に日本人売春婦が一万五千人もいた。日本軍と共生して中国各地で「日本人町」を形成した日本人商人、日本の公娼制度との関連など、日本近代史の恥部に光をあてながら、従来の画一的な「従軍慰安婦像」を排し、「自虐的」でも「ねつ造」でもない「実像」に迫る。


●目次●
はじめに
第一章 中国戦線に形成された日本人町──従軍慰安婦問題再論
第二章 駐留部隊と在留日本人商人との「共生」──満州国熱河省凌源県城の事例
第三章 近代日本の公娼制度
第四章 満州の酌婦は内地の娼妓
第五章 密航婦「虐殺」事件と多田亀吉
第六章 大連の人喰い虎の伝説
第七章 「からゆきさん」のこと──私の研究成果から


●著者紹介●
倉橋正直(くらはし まさなお) 
1943年静岡県浜松生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。愛知県立大学名誉教授。主な著書に『北のからゆきさん』『からゆきさんの唄』『従軍慰安婦問題の歴史的研究』『日本の阿片戦略』『日本の阿片王』(以上、共栄書房)、『二反長音蔵・アヘン関係資料』(不二出版)など。

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