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毒婦伝説:高橋お伝とエリート軍医たち

¥1,650 税込

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四六判並製 176頁
発行日 2013.4


●内容紹介●
"元祖毒婦"高橋お伝
消えた肉体の一部をめぐる謎、歴史の闇

最後の斬首刑に処せられ、ゴシップ報道のさきがけとなった
「明治の毒婦」お伝の実像。
彼女の陰部を標本にして隠匿した帝国秘密組織・731部隊の軍医たち。
そこには、驚愕の事実があった!
謎解き・高橋お伝東京歩き

 私がこの明治時代の事件をいま取り上げてみようと思ったのは、処刑後、お伝の「陰部」が切り取られ、それが国家レベルの機関で保存されてきたという異常性である。果して事実なのであろうか。万が一事実だとしたら、アルコール漬けまでして保存の指揮をとった人物は一体誰か。何のための研究で、保存する意義とは何だったのか。
 お伝の肉体の一部が万が一存在するならば、一刻も早く成仏させねばならぬ──ある種の使命感のようなものに、私は突き動かされていったのである。[本文より]


●著者紹介●
大橋義輝(おおはし よしてる)
ルポルタージュ作家。 元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。 著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』(共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。

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