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アンナチュラル:小説・自閉症〈下〉
¥1,650
四六版並製 268頁 発行日 2012.12 ●内容紹介● 自閉症発症は本当に先天的原因のみによるのか── 自閉症の原因を探る旅を経て、解き明かされる人類史的謎 自閉症を解く手がかりは 仏教思想・唯識にあった── 自閉症の原因を解明する新聞記者の白川由岐枝と精神科医の古谷信一郎は、国際的な組織の導きによって自閉症の真実を追究する医学者や宗教者に出会い、彼らから人間の認識の発達について理解を深めていく。同じく自閉症と早期教育の関係を追い続けるフリージャーナリストの椎名麻紀も、取材を進めていくうちに仏教思想「唯識」に到達する。古くから人類の叡知が警告し続けた真実を、ルソーの『エミール』とオスターデの絵、仏教の教えに見出す探究者たち。彼らはやがて、運命の糸によってつながれていく―。 ●著者紹介● 竹内願人(たけうち・がんじん) 1950年生まれ。 医学の世界に住して三十数年。医学論文、医学書多数
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実録高校生事件ファイル
¥1,650
四六版並製 232頁 発行日 2012.6.20 ●内容紹介● これが教育の現場だ! エリート教育だけが教育じゃない 現役教師が綴った事件処理の日々。窃盗、恐喝、薬物汚染、いじめ、リンチ、集団犯罪、モンスターペアレントや弁護士との戦い…体を張った格闘の日々を経た、ある教師の伝えたいこと。私はこうして社会の土台を支える人間を世に送り出してきた―30の「事件」が語るリアル教育現場。 ●目次● 第1章 高校生編 「凶悪事件発生!」「番長vs教師」 etc... 第2章 部外者編 第3章 モンスターペアレンツ 第4章 教師の果たす役割とは 「どこまでが学校の責任なのか」 etc... ●著者紹介● 和田慎市(わだ しんいち) 1954年、静岡県生まれ。東北大学理学部卒業。公立高等学校社会科教員。 1978年より進学校、職業校、新設校、教育困難校、定時制、単位制など、10校もの異なるタイプの公立高校に勤務し、多種多様な生徒達と接する。 中でも教育困難校・定時制高校の勤務が長く、生徒指導の実践経験が豊富である。
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検証・新ボランティア元年:被災地のリアルとボランティアの功罪
¥1,650
四六版並製 240頁 発行日 2012..3.11 ●内容紹介● 3・11以降、被災地であらわになった日本の縮図 被災者の心の叫びを聴け! 「絆」ではなく「歪」が見えた—— 大手メディアによって増幅された復興美談・絆美談に一石を投じるリアルルポ 「絆」に酔っているのは被災地以外の人間だけだ── ●目次● 第1章 被災者のリアル 第2章 見えない恐怖に翻弄される被災者 第3章 ボランティア迷惑論のウソ 第4章 自己満足ボランティア 第5章 まとまらない被災地、復旧にこだわる被災者 第6章 始まった自立支援のかたち ●著者紹介● 笠虎崇(かさこ たか) カメライター(ライター&カメラマン)。これまで写真集11冊、ノンフィクション5冊の著書。『工場地帯・コンビナート』(グラフィック社)『サラ金全滅』(共栄書房)など。ネット上では「かさこ」の名で活動。 1975年生まれ、横浜在住。
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司法改革の失敗と弁護士:弁護士観察日記PART3
¥1,650
四六版並製 224頁 発行日 2011.3.10 ●内容紹介● 司法改革とは何であったか 弁護士の極端な増員政策はどのような結果をもたらしたのか 法曹志願者の激減、司法試験合格者が3割にも満たない法科大学院の破綻、続出する司法修習辞退者、弁護士未登録者の激増、揺れ動く弁護士会……。 ●目次● 序章 断念する法曹志願者 1章 法科大学院の失敗 2章 変容する弁護士像 3章 日弁連・弁護士大増員路線の軌跡 4章 弁護士自治はどこへ行く 5章 市民と弁護士 ●著者紹介● 河野真樹(こうの まき) 1959年生まれ。1983年法律新聞社入社。編集部記者、編集主任を経て、編集部長(『週刊法律新聞』編集長)を務める。2010年退社、独立。現在、司法関連の言論・投稿サイト「司法ウォッチ」を主宰するとともに、法曹界ウォッチャーとしてブログ「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」を執筆中。 著書に『大増員時代の弁護士──弁護士観察日記PART1』『破綻する法科大学院と弁護士』
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破綻する法科大学院と弁護士:弁護士観察日記PART2
¥1,650
四六版並製 268頁 発行日 2011.11.25 ●内容紹介● 淘汰の危機に直面する法科大学院 行き詰まる法科大学院の現実 ●目次● 序章 「受からない」法科大学院 1章 破綻する法科大学院 2章 弁護士激増の行方 3章 淘汰の理論 4章 二割司法の虚実 5章 訴訟社会は到来するか 6章 給費制をめぐる攻防 7章 ネット時代の市民と弁護士 8章 弁護士の品格 ●著者紹介● 河野真樹(こうの まき) 1959年生まれ。1983年法律新聞社入社。編集部記者、編集主任を経て、編集部長(『週刊法律新聞』編集長)を務める。2010年退社、独立。現在、司法関連の言論・投稿サイト「司法ウォッチ」を主宰するとともに、法曹界ウォッチャーとしてブログ「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」を執筆中。 著書に『大増員時代の弁護士──弁護士観察日記PART1』
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大増員時代の弁護士:弁護士観察日記PART1
¥1,650
四六版並製 232頁 発行日 2011.8.25 ●内容紹介● 弁護士・大増員時代の到来! いま何が起こっているのか? 「弁護士の経済難」は本当か? マスコミの伝えない 弁護士たちの本音と実像 ●目次● 序章 ある弁護士の廃業宣言 1章 「弁護士の経済難」本当か? 2章 淘汰される弁護士 3章 弁護士倫理と悪徳弁護士 4章 司法修習生「給費制」をめぐる攻防 5章 「隣接士業」と弁護士 6章 改革幻想 7章 変化する弁護士像 8章 弁護士の気概 ●著者紹介● 河野真樹(こうの まき) 1959年生まれ。1983年法律新聞社入社。編集部記者、編集主任を経て、編集部長(『週刊法律新聞』編集長)を務める。2010年退社、独立。現在、司法関連の言論・投稿サイト「司法ウォッチ」を主宰するとともに、法曹界ウォッチャーとしてブログ「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」を執筆中。
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韓国天才少年の数奇な半生:キム・ウンヨンのその後
¥1,650
四六版並製 188頁 発行日 2011.10.25 ●内容紹介● 2000年に1人、人類史上最高のIQ天才児と騒がれ、忽然と消えた少年、キム・ウンヨンのその後を追った執念のノンフィクション。記者魂が炸裂! ●目次● まえがき プロローグ 第1章 2011春、機内 第2章 1983秋、ウンヨン21歳 第3章 2011春、ウンヨン48歳 第4章 2011春、韓国 第5章 ついにウンヨン、ミッケ! 第6章 2011年春、日本 エピローグ あとがき ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし・よしてる) フリーランス・ライター。 東京・小岩で生まれ育つ。明治大学(文芸学科)、米国サンノゼ州立大学(ジャーナリズム学科)、中国アモイ大学(中国語)、二松学舎大学(国文学科)等で学ぶ。 元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。 テレビ在職中、洋画の吹き替えに、野球の江本孟紀や社会党委員長土井たか子等を起用し話題に。 著書『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)。ルポルタージュ「IQ世界一の韓国の天才少年がたどった数奇な運命」、「祇園の伝統と格式に挑戦!」、「事件の視角」(以上週刊サンケイ)。 また小説の編集者として、森村誠一「異型の白昼」、藤本義一「小説・滋賀銀行事件」、北条誠「小説・島倉千代子」等を担当。 黒澤映画のエッセイ「私の黒澤明」で最優秀賞(夕刊フジ)。
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ある離婚訴訟の記録:体験的裁判所批判論
¥2,200
A5判並製 発行日 2011.5.25 ●内容紹介● 最高裁まで争った離婚訴訟 離婚訴訟を通じて 中理路整然性を認定した証拠を排斥した高裁判決 現実離れした思考回路 「三行判決」はこうして生み出される ●目次● 序 第1章 高裁裁判・判決の根本的違法性とそれを支持する最高裁 第2章 裁判における常識と良心 第3章 地裁判決の事実認定における違法性 第4章 高裁判決の心証背理・暴言の認定における違法性 第5章 高裁判決の家事能力の認定における違法性 第6章 高裁判決の親権認定の違法性 第7章 財産分与に関して事実の捏造 第8章 最高裁の三行判決における理由と論理の欠如 第9章 最高裁の三行判決を用いた判決の違法性 第10章 司法改革への視点 第11章 司法改革への視点(続) ●著者紹介● 英 真(はなぶさ まこと:筆名) 国立大学大学院を経て、国立大学助手・講師・助教授・教授を歴任。現在も教授職。博士。研究書を単著にて複数上梓済み。
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従軍慰安婦と公娼制度:従軍慰安婦問題再論
¥2,200
四六判上製 発行日 2010.8 ●内容紹介● 「性的奴隷型」と「売春婦型」──2つのタイプの検討を通じて従軍慰安婦問題の核心に迫る。 中国戦線の日本人町全体に日本人売春婦が一万五千人もいた。日本軍と共生して中国各地で「日本人町」を形成した日本人商人、日本の公娼制度との関連など、日本近代史の恥部に光をあてながら、従来の画一的な「従軍慰安婦像」を排し、「自虐的」でも「ねつ造」でもない「実像」に迫る。 ●目次● はじめに 第一章 中国戦線に形成された日本人町──従軍慰安婦問題再論 第二章 駐留部隊と在留日本人商人との「共生」──満州国熱河省凌源県城の事例 第三章 近代日本の公娼制度 第四章 満州の酌婦は内地の娼妓 第五章 密航婦「虐殺」事件と多田亀吉 第六章 大連の人喰い虎の伝説 第七章 「からゆきさん」のこと──私の研究成果から ●著者紹介● 倉橋正直(くらはし まさなお) 1943年静岡県浜松生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。愛知県立大学名誉教授。主な著書に『北のからゆきさん』『からゆきさんの唄』『従軍慰安婦問題の歴史的研究』『日本の阿片戦略』『日本の阿片王』(以上、共栄書房)、『二反長音蔵・アヘン関係資料』(不二出版)など。
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サラ金全滅: 過払い金バブル狂乱
¥1,650
四六判並製 発行日 2010.5 ●内容紹介● 過払い金バブルに踊るハゲタカ弁護士・司法書士 「改正貸金業法」全面施行で多重債務者はどうなる! 500万人が追加融資困難に……。リストラされるサラ金社員たちは、いま……。崩壊するサラ金の現場から。 ●目次● はじめに──改正貸金業法施行で多重債務問題は深刻化する 1章 サラ金潰して弁護士大儲け──過払い金バブル狂乱 2章 改正貸金業法施行で自殺者・ヤミ金急増──何のための改正なのか 3章 崩壊するサラ金の現場──「捏造」テープで狙い撃ちされたサラ金 4章 モラルなき債務者、萎縮するサラ金──迷走する貸金業界 5章 サラ金のあるべき姿とは──金貸しの原点に戻れ あとがき 改正貸金業法は何のために ●著者紹介● 笠虎 崇(かさこ たか) カメライター(カメラマン&ライター)。トラベルライター。金融ライター。1975年横浜生まれ。中央大学法学部卒業後、アイフルの不動産担保ローン部門に勤務。2年で総額10億円を融資するトップセールスマンとして活躍。1999年アイフル退職後編集・ライター・カメラマンに転身。主に、旅行、金融記事の執筆を行う。 主な著書に『サラ金トップセールスマン物語』『アイフル元社員の激白』(花伝社)、『金融屋』(彩図社)。写真集『工場地帯・コンビナート』『団地・路地裏・商店街』『奇観建築・王宮・産業遺産・廃墟』(グラフィック社)など。
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大富豪に学ぶ商売繁盛20の法則:商機をつかむ知恵と決断
¥1,870
四六判並製 発行日 2010.1 ●内容紹介● ビジネス成功の極意 起業家よ、起これ! 坂本龍馬と岩崎弥太郎の男の友情に学ぶ 社会が大きく変動する激動期にこそ、商機をつかんだ起業家、大富豪が台頭している。成功した起業家・創業者は、いずれも小さな店を開くことから始め、千載一遇のチャンスをつかんだ。激動の時代を生きた先人に学ぶ20の教訓。 ●目次● はじめに 教訓1 岩崎弥太郎「日の当たる商売、時流に乗る商売をしろ」 教訓2 伊藤忠兵衛「商機を逃してなるものか」 教訓3 渋沢栄一「私利を追わず公益を図る」 教訓4 浅野総一郎「世間に使えないものはない」 教訓5 福原有信「女性たちの憧れをつかめ」 教訓6 小菅丹治「商売は二度の商いをしてはいけない」 教訓7 鳥井信治郎「どうすれば大衆の舌に乗せられるか」 教訓8 豊田佐吉「発明によって国家に報いる」 教訓9 大倉喜八郎「だれも引き受けないところに商機はある」 教訓10 五代目・岡田惣右衛門「大黒柱に車をつけよ」 教訓11 十代目・濱口儀兵衛「伝統産業に科学の光を当てよ」 教訓12 堤康次郎「儲けよう、儲けようと考えるだけではうまくいかない」 教訓13 小佐野賢治「片手にソロバン、片手に義理人情──外交・営業こそわが命」 教訓14 松下幸之助「すべての人から学ぶ」 教訓15 御手洗毅「実力だけがモノを言う」 教訓16 井深大「だれもやらない独創的な技術を開発せよ」 教訓17 本田宗一郎「やるからには、他人の後を追っかけるのではなく、アッと言わせるものをこしらえろ」 教訓18 稲盛和夫「いい技術や製品に対して見る目を持った人は、必ずいる」 教訓19 鈴木敏文「すでに持っている先入観で、新しいチャンスの芽を見逃すな」 教訓20 孫正義「事業家として進むべき道はコンピュータの世界だ」 あとがき ●著者紹介● 板垣英憲 1946年広島県呉市生まれ。 政治評論家、経済評論家。中央大学法学部卒業、海上自衛隊幹部候補生学校をへて、1972年、毎日新聞東京本社記者となる。社会部・政治部に所属。首相官邸に詰め、福田赳夫・大平正芳各首相、安倍晋太郎・田中六助内閣官房長官の番記者を担当。1985年政治経済評論家として独立。
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世界史の中の憲法
¥1,650
A5判ブックレット 発行日 2008.12 ●内容紹介● 憲法 ── その誕生と成長のものがたり 憲法と憲法原理は どのような歴史と現実から生まれたか 憲法、そしてそこに盛り込まれた基本的な原理・原則は、決して抽象的な理念や理論から出てきたものではなく、現実の歴史のなかから生まれてきた考え方です。歴史のどういう流れのなかで、どういう人たちが主体となって、そうした考え方を定着させてきたのか、そのことを具体的な歴史に即して一度おさらいしてみることが、憲法の意味を正しく理解するためには必要ではないかと思うのです。(本書「はしがき」より) ●著者紹介● 浦部法穂 1946年愛知県生まれ 東京大学法学部卒業。現在名古屋大学大学院法学研究科教授。法学館憲法研究所主席客員研究員。特定非営利活動法人「人権・平和国際情報センター」理事長。 好評既刊「憲法の本」
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阿片帝国・日本
¥2,200
SOLD OUT
四六判上製 発行日 2008.8 ●内容紹介● 日本の近代裏面史 阿片を用いた中国侵略 日本は世界第一の麻薬生産・密輸国! 戦前の日本の知られざる衝撃の歴史的事実を追う! ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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日本の阿片王:二反長音蔵とその時代
¥2,750
SOLD OUT
四六判上製 発行日 2002.8 ●内容紹介● 知られざる阿片大国ニッポンの真実 「阿片狂」と言われながら、国内各地はもとより、朝鮮・中国へも渡って東奔西走し、ケシの栽培とその普及に一生をかけた男の生涯。深い闇に包まれた日本の阿片戦略を掘り起こした第2弾。 ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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北のからゆきさん
¥1,980
SOLD OUT
四六判上製 発行日 2000.7 ●内容紹介● 日本近代史の恥部を暴く かつてシベリア・満州におびただしい数の日本の女たちが、時には危険をおかしてまで進出していった。近代史の恥部として隠されていた事実と哀歌を、シベリア・満州を舞台に、生々しい資料を駆使して描く。 ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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従軍慰安婦問題の歴史的研究:売春婦型と性的奴隷型
¥1,922
四六判上製 発行日 1997.8 ●内容紹介● 父祖たちの世代が犯した蛮行。恥ずべき国家犯罪の歴史的解明。 永年にわたる「からゆきさん」研究を基礎に、民間主導型から「性的奴隷狩り」の蛮行に至った経過と日本の軍隊の特殊な構造としての従軍慰安婦問題を解明。 ●著者紹介● 倉橋正直 1943年静岡県浜松市生まれ。 東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。現在、愛知県立大学教授。
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英親王李垠伝:李王朝最後の皇太子
¥2,750
四六判上製 発行日 2001.8 ●内容紹介● 韓国最後の皇太子の悲運の生涯 10歳で日本に連れてこられ、皇族との政略結婚、戦後は国籍さえ失った。日韓現代史の原点、不幸な歴史の体験者、流転を越えた純愛物語。