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拳銃伝説: 昭和史を撃ち抜いた一丁のモーゼルを追って
¥1,650
四六判並製 184頁 発行日 2016.1 ●内容紹介● ある拳銃が狂言回しとなって語り始めた、驚愕の昭和史 首相・濱口雄幸を狙撃したモーゼルは、「男装の麗人」川島芳子の所有物だった。一丁の拳銃がたぐりよせる歴史の糸。731部隊と奇行の天才学者、暗躍する大陸浪人たち、文豪の理想郷と狙撃犯の縁、そして昭和史最大の謎・帝銀事件の真犯人── 一丁の拳銃のもたらす波紋の先にはさまざまなドキュメントが見え隠れし、私はどんどんとのめり込んでいった。とくに帝銀事件の真の犯人ではないかという人物が浮上してきた瞬間──それは折り畳まれた歴史の襞をのぞいた瞬間であった。(本文より) ●目次● プロローグ 第1章 総理狙撃 第2章 遺体鑑定人、表と裏の顔 第3章 昭和史最大の謎に迫る 第4章 「男装の麗人」川島芳子 第5章 流浪する拳銃 第6章 武者小路実篤と狙撃犯 最終章 拳銃の終焉 エピローグ ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし・よしてる) ルポルタージュ作家。 元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』(共栄書房)、『毒婦伝説』(共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。
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買うな!使うな!:身近に潜むアブナイもの PART①
¥1,650
四六判並製 256頁 発行日 2015.10 ●内容紹介● テレビは言わない!! 新聞は書けない!! 身のまわりは猛毒だらけ まさかこんなモノが!? ●ジャガイモ揚げたら発ガン物質! 基準値1280倍超! ●ああ……シャンプーは毒物エキス! 抜け毛、脱毛、ハゲ激増 ●清涼飲料やドリンク剤は〝有毒ベンゼン〟入り! ●子どもに〝覚醒剤〟──ADHD治療薬〝リタリン〟の恐怖 ●成長異常、発ガン……狂牛病より怖い?〝成長ホルモン〟 ●甘い物好きは低血糖症から統合失調症へ ●水道の水を飲むと発ガン率三倍に……! ●ビニールクロス住宅は恐怖の猛毒〝カビ屋敷〟 ●食べるな! 危ない輸入食品──アジア発の食品は危険 ●毒物で〝洗濯〟! ドライ・クリーニングでガンになる ●目次● 1 まさか、こんなモノが! 2 現代人の脳がアブナイ! 3 おっと、あぶない農薬・殺虫剤 4 まだ、肉を食べているのですか? 5 甘いモノに気を付けろ! 6 あふれるアブナイ薬、飲んではいけない! 7 インフルエンザ治療薬で、わが子が自殺…… 8 おたくの水道水でガンになる 9 あなたの住まいがあぶない 10 身近にあふれるアブナイ〝毒〟 等 ●著者紹介● 船瀬俊介(ふなせ・しゅんすけ) 1950年、福岡県生まれ。九大理学部を経て、早大文学部社会学科卒業。日本消費者連盟スタッフとして活動の後、1985年、独立。以来、消費・環境問題を中心に執筆、評論、講演活動を行う。主なテーマは「医・食・住」から文明批評にまで及ぶ。 主な著作に『抗ガン剤で殺される』、『笑いの免疫学』、『抗ガン剤の悪夢』、『病院に行かずに「治す」ガン療法』、『アメリカ食は早死にする』、『ショック!やっぱりあぶない電磁波』、『和食の底力』、『STAP細胞の正体』(以上、花伝社)、『クスリは飲んではいけない!?』、『ガン検診は受けてはいけない!?』、『「長生き」したければ食べてはいけない!?』、『放射能汚染だまされてはいけない!?』(徳間書店)、『病院で殺される』、『3日食べなきゃ7割治る』、『やってみました!1日1食』(三五館)、『できる男は超少食』(主婦の友社)などがベストセラーに。
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戦争と日本人 :日中戦争下の在留日本人の生活
¥2,200
A5判並製 296頁 発行日 2015.8 ●内容紹介● 戦時下、日本人は中国でどう暮らしたか 在留日本人の日常生活 軍人・軍属を除く中国在留日本人は60万以上に膨れ上がった…… 彼らは中国でどのような生活をしていたか? 中国の民衆にはどう映ったか? 残された貴重な写真・資料を収録して描く日本人の生態 ●目次● 1 関東軍が作成・販売させた「張作霖爆破事件」絵はがきセット 2 日中戦争とタタミ 3 兵隊は運動会が大好き 4 女性の服装 5 在留日本人のゾンザイな振る舞い 6 鮮魚の輸送 7 淡水魚をナマで食べる 8 朝鮮米 9 「戦争の横顔」 10 『商工案内』に見る日本人町の状況 11 救世軍の報国茶屋 12 救世軍の済南診療所 13 中国戦線における国防婦人会 14 国防婦人会に加入した売春婦たち 15 九江の日本人小学校 16 九江の「慰安所」 17 日本軍が中国でまいた伝単 18 中国軍がまいた伝単 ●著者紹介● 倉橋正直(くらはし・まさなお) 1943年 静岡県浜松市生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。愛知県立大学教授を経て、現在、愛知県立大学名誉教授 著書 『北のからゆきさん』(1989年 新装版、2000年)『からゆきさんの唄』(1990年)『島原のからゆきさん』(1993年)『従軍慰安婦問題の歴史的研究』(1994年)『日本の阿片戦略』(1996年)(韓国で翻訳される。新装版、2005年)以上共栄書房『日本の阿片王』(共栄書房、2002年)『阿片帝国・日本』(共栄書房、2008年) 『従軍慰安婦と公娼制度 従軍慰安婦問題再論』(共栄書房、2010年)
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マイナスな人生でもプラスになれる生き方 :エリートじゃない、"普通の人"のための成功方程式
¥1,650
四六判並製 240頁 発行日 2015.5 ●内容紹介● あなたが本当にやりたい仕事は何ですか? "普通の人"が、自分のやり方で手に入れた成功とは? 会社や組織に頼れなくなったいま、自分で考え、行動し、発信すれば、 好きなことだって仕事にできる── 好き!を仕事にした26人のストーリー ●目次● 情熱の巻—「好き!」で食べていく 神田山緑(講談師)、三井昌志(旅写真家)、林一章(伊賀FCくノ一コーチ)、永田知之(カメラマン) 発信の巻—ネットを武器にする 唯野奈津実(カラオケ評論家)、矢部澄翔(書道家)、吉井江里(音楽教室主宰)、オカベテルマサ(ブロガー)、丸井章夫(手相師) 転換の巻—新しいビジネスモデルに生きる 海保けんたろー(バンドマン兼IT企業社長)、中村文也(居酒屋チェーン経営)、柴海祐也(農家)、依田花蓮(ダンサー・行政書士) 復活の巻—人生、捨てたもんじゃない ソフィア・エムート(スピリチュアル・セラピスト)、三宅哲之(天職デザイナー)、藤野淳(コンサルタント)、佐藤政樹(人材育成トレーナー)、梶浦恭弘(パティシエ) 波瀾の巻—人生、何があるかわからない 濱宏之介(美容師)、森透匡(コンサルタント)、川口徹(セールスコンサルタント)、土岐山協子(食育プロジェクト主宰) 発見の巻—これって、仕事になるんだ! 中川ケイジ(ふんどし会社経営)、吉田美子(バッグ・ライフ・プロデューサー)、石山草子(農家)、藤嶋京子(会社経営) ●著者紹介● かさこ 年間8万枚の撮影、年間90万字の執筆をこなす、写真も撮影できるライター=カメライター。トラベルライター、金融ライター、不動産ライター、ブロガー。1975年生まれ、横浜市鶴見区在住。川越高校卒業、中央大学法学部卒業後、1997年から大手サラ金に約2年勤め、退職後アジアを4カ月放浪。2000年〜2012年まで編集プロダクション3社に勤め、編集、ライター、カメラマンとして仕事をするかたわら、ホームページ(現ブログ)の毎日更新を続け、個人で18冊の本を出版するなど、パラレルキャリアを実践。2012年2月よりフリーランスに。 http://www.kasako.com/index.html
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「からゆきさん」:海外〈出稼ぎ〉女性の近代
¥1,870
四六判上製 200頁 発行日 2015.5 ●内容紹介● 追いこまれる「性」 日本近代史の中の、まなざしの変容 境界を越えた女たちは、いかに周縁化されたのか。 「からゆきさん」研究に新たな地平を切り拓く緻密な表象史 「従軍慰安婦」と「からゆきさん」はどこがどう違うか? 従軍慰安婦論争に一石を投ずる本 ●目次● 第1章 身売りの歴史とその思想 第2章 海を渡った女性たち 第3章 海外日本人娼婦と明治政府の対応 第4章 「芸娼妓」をめぐる言説と、海外膨張政策への呼応 第5章 分断される女/性 第6章 優生思想と海外日本人娼婦批判 ●著者紹介● 嶽本新奈(たけもと・にいな) 1978年生まれ。一橋大学大学院言語社会特別研究員。2014年3月一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は日本近代ジェンダー史。論文に「『からゆき』という歴史事象の創出の背景――『性的自立性』の多様性」(『言語社会』、2008年)、「優生学と結びつく『在外売淫婦』批判の検討」(『ジェンダー史学』、2009年)、「分断される『女/性』――愛国婦人会芸娼妓入会をめぐって」(『ジェンダーと社会――男性史・軍隊・セクシュアリティ』、2010年)、「『からゆき』渡航幇助者のジェンダーと役割の一考察――「密航婦」記事を手がかりにして」(『ジェンダー史学』、2011年)などがある。
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緊急出版 吉田証言は生きている :慰安婦狩りを命がけで告発! 初公開の赤旗インタビュー
¥1,870
四六判並製 224頁 発行日 2015.4 ●内容紹介● 吉田清治氏の証言は虚偽ではない! 歴史の真実は消せない── 元赤旗記者 渾身の告発!! 朝日新聞や赤旗で、吉田証言を虚偽・誤報として記事を取り消したのは間違いだ! 1993年10月、幻の赤旗インタビューを全文掲載し、当時の取材記者自らが徹底解説 従軍慰安婦問題の根拠から一転、虚偽とされた吉田証言 吉田氏の肉声が伝える歴史の真実とは ●目次● 第1章 吉田清治氏のインタビューの記録 第2章 〈資料解説〉吉田証言は本当に虚偽なのか ──初公開の赤旗インタビューで浮かび上がった新事実 第3章 朝日と赤旗の「検証記事」の検証 第4章 秦郁彦『慰安婦と戦場の性』の検証 ●著者紹介● 今田真人(いまだ まさと) 1955年、広島市生まれ。名古屋大学文学部史学科(西洋史専攻)卒業。1980年4月から2011年5月末まで赤旗記者。テレビラジオ部、政経部、中四国総局、社会部、経済部、日曜版など各部の記者を歴任。55歳で退職後、フリーの経済ジャーナリストになる。著書に『円高と円安の経済学──産業空洞化の隠された原因に迫る』(かもがわ出版、2012年)。
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すばらしきかな、教師人生
¥1,650
四六判並製 216頁 発行日 2015.1 ●内容紹介● 教育現場への強い風当たり、年々増える事務処理、 モンスターペアレントへの対応、働かない同僚への不満…… 教師にとって何かと大変なこの時代、 充実した教師人生のために必要なものとは 世間知らずで結構、 教師のための「開き直り」のすすめ ●目次● 第1章 誤解されている教育現場と教師の実態 第2章 こんなときどうする——教師編 第3章 こんなときどうする——生徒・保護者編 第4章 こんなときどうする——部外者編 第5章 教師人生での実践から学んだこと 第6章 教師の生き方 ●著者紹介● 和田慎市(わだ しんいち) 1954年、静岡県生まれ。東北大学理学部卒業。宮城県・静岡県公立高等学校教諭・教頭として36年間11校の多種多様な高校に勤務し、主に危機管理や生徒指導実践において長年教育界に尽力。2014年3月退職し、現在は公立高等学校講師を務めるかたわら、講演会・研修会などを通じ、現役教師や学生をサポートする活動を行っている。著書に『実録・高校生事件ファイル』(共栄書房)
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消えた神父を追え!: BOACスチュワーデス殺人事件の謎を解く
¥1,650
四六判並製 192頁 発行日 2014.8 ●内容紹介● ついにとらえた! 迷宮入りの怪事件、執念の大追跡 警視庁開闢以来の大失態と言われ、松本清張『黒い福音』のモデルにもなったBOACスチュワーデス殺人事件。 取り調べの最中に突如帰国し、日本人を茫然とさせた重要参考人の外国人神父を追う! 今明かされる、昭和の大事件の謎 ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし・よしてる) ルポルタージュ作家。 元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』(共栄書房)、『毒婦伝説』(共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。
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李王家悲史 秘苑の花
¥2,420
四六判上製 288頁 発行日 2014.6 ●内容紹介● 知られざる日韓現代史の悲劇 この歴史的事実からいま何を読み取るか? 10歳で日本に連れてこられた韓国李朝最後の皇太子・李垠 政略結婚させられた日本の皇族・梨本宮方子女王 日韓のはざまで、歴史に翻弄されながら、二人はどう生き、愛を貫いたか──。 李垠氏本人の極秘資料に基づく迫真のドラマ 伝説の歴史小説、待望の復刻! 「今「秘苑の花」を読了し、自分のことながら終日感動を禁じえなかった。たとえ小説風に描かれたとは言え、内容は皆正しき事実であります。私は波瀾多かりし40余年間の過去を回顧し、感慨無量なものがあります。」(李垠 本文「感想」より) ●著者紹介● 張赫宙(ちょう かくちゅう) 1905年、朝鮮慶尚北道大邱に生まれる。 プロレタリア文学の影響を受け、デビュー作「餓鬼道」などの初期作品では、朝鮮民衆の貧困と悲惨、闘争などを描く。1952年、日本に帰化。『嗚呼朝鮮』が張赫宙名の最後の作品となり、その後は、野口赫宙の名で数々の作品を発表し、自伝小説、歴史小説、ミステリー、英文の小説など多様な作品を残した。1997年死去。
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木枯らしの舞
¥1,650
四六判並製 320頁 発行日 2014.2 ●内容紹介● 大学入試という絶望を登り切ると、その先はなだらかな台地が拡がっていた 世の多くの人々が所得倍増にうつつを抜かしていたあの時代、入試疲れの学生たちは、足元の大学教育の実態など、ほとんど関心がなかった。 変わりゆく時代を生きた若者たちがたどりついた輝ける時──青春の、光と影。 ●著者紹介● 悟 謙次郎(さとり・けんじろう) 1944年、鳥取県境港市生まれ。鳥取県立境高等学校から青山学院大学法学部に学ぶ。 青山学院高等部事務長、青山学院法人本部秘書室長、青山学院法人本部総務部長を経て、フリーライターに転身。
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文学に映る歴史意識 :現代ドイツ文学考
¥2,750
A5判上製 280頁 発行日 2013.11 ●内容紹介● 構想から十五年、ドイツ文学研究の大家、主著ついに上梓! ドイツ文学激動の200年 歴史に向き合った文学者たちの群像 ゲーテ、シュトルム、トーマス・マン、ブレヒト、アンナ・ゼーガース、ハインリッヒ・マン、ルカーチ、ギュンター・グラス、クリスタ・ヴォルフ、ハイナー・ミュラー いま、よみがえるドイツ文学の息吹 ●著者紹介● 鷲山恭彦(わしやま・やすひこ) 1943年静岡県生まれ。東京大学人文科学研究科独語独文修士課程修了。専攻はドイツ文学・ドイツ社会思想。東京学芸大学教授を経て、東京学芸大学学長。現在、奈良教育大学理事、国立青少年教育振興機構監事。
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TPP 本当のネライ :あなたはどこまで知っていますか
¥1,650
四六判並製 256頁 発行日 2013.9 ●内容紹介● ●TPPとアメリカの食糧支配 ●TPP最大のネライは保険──生保と「かんぽ」、国民の資産が狙われている ●国民皆保険制度の崩壊──混合診療導入で医療の格差社会へ ●TPP参加でさらなる雇用の流動化──自由解雇の時代へ ●「国防軍」は米軍の肩代わりをするだけ、軍産協同体に食い物にされる防衛省 ●著者紹介● 板垣英憲(いたがき えいけん) 1946 年8月7日、広島県呉市生まれ。毎日新聞東京本社入社。社会部、政治部、経済部記者を経て政治経済評論家となる。著書は『戦国自民党50 年史』(花伝社)『政権交代──小沢一郎最後の戦い』(共栄書房)など132 冊。
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古都監禁の日々
¥1,650
四六判並製 280頁 発行日 2013.5 ●内容紹介● 「そうだ、京都にしよう」 これから始まる一年間の浪人生活を、 伝統と四季に彩られる古都で送ることを 決意したのである 京の街に祇園囃子が流れるころ、「監禁生活」に身を投じたはずの若者達は、悶々とした苦痛の中にいた。自由を謳歌すべき青春のこの日々を、受験というしがらみを引きずったまま、今日も懸命に生きていた。 ●著者紹介● 悟 謙次郎(さとり・けんじろう) 1944年、鳥取県境港市生まれ。鳥取県立境高等学校から青山学院大学法学部に学ぶ。 青山学院高等部事務長、青山学院法人本部秘書室長、青山学院法人本部総務部長を経て、フリーライターに転身。
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毒婦伝説:高橋お伝とエリート軍医たち
¥1,650
SOLD OUT
四六判並製 176頁 発行日 2013.4 ●内容紹介● "元祖毒婦"高橋お伝 消えた肉体の一部をめぐる謎、歴史の闇 最後の斬首刑に処せられ、ゴシップ報道のさきがけとなった 「明治の毒婦」お伝の実像。 彼女の陰部を標本にして隠匿した帝国秘密組織・731部隊の軍医たち。 そこには、驚愕の事実があった! 謎解き・高橋お伝東京歩き 私がこの明治時代の事件をいま取り上げてみようと思ったのは、処刑後、お伝の「陰部」が切り取られ、それが国家レベルの機関で保存されてきたという異常性である。果して事実なのであろうか。万が一事実だとしたら、アルコール漬けまでして保存の指揮をとった人物は一体誰か。何のための研究で、保存する意義とは何だったのか。 お伝の肉体の一部が万が一存在するならば、一刻も早く成仏させねばならぬ──ある種の使命感のようなものに、私は突き動かされていったのである。[本文より] ●著者紹介● 大橋義輝(おおはし よしてる) ルポルタージュ作家。 元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。 著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』(共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。
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自衛隊青春日記
¥1,650
四六版並製 168頁 発行日 2013.2 ●内容紹介● 自衛隊員の青春 「お兄さん、いい体してるね。自衛隊に入らない?」 この一声から、私の人生は始まった。 初めての実弾射撃、ひと癖もふた癖もある仲間たち、 自衛隊機乗り逃げ事件の真相…… ●目次● 第1章 陸上自衛隊入隊 第2章 航空学校~配属へ 第3章 飛行機乗り逃げ事件 第4章 居心地のいい場所 第5章 自衛隊員の青春 第6章 空の男達 第7章 自衛隊と私 ●著者紹介● 小栗新之助(おぐり・しんのすけ) 1952年、群馬県生まれ。1972年、陸上自衛隊入隊、四年間の常備(現職)自衛官。除隊後、航空機エンジン製作会社就職の為渡英、その後ヨーロッパ各国を無銭旅行、数々のアルバイトを経験後に帰国。即応予備自衛官、予備自衛官として自衛隊を内外から見続ける。
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俺たちの十七歳
¥1,650
四六版並製 224頁 発行日 2013.1 ●内容紹介● いま団塊の世代から贈るこの一冊 君たちに伝えたい! だれもが輝いていた青春があった── 戦後、貧しかった日本が、それでも元気に輝いていた時代 だれもが懸命に駆け抜けてきた懐かしい時代 いま最前線を譲り渡し、一時の安らぎを得て、 あの頃を赤裸々に振り返る── 鳥取県境港市を舞台に繰り広げられる、 ある高校生達の青春小説 ●著者紹介● 悟 謙次郎(さとり・けんじろう) 1944年、鳥取県境港市生まれ。鳥取県立境高等学校から青山学院大学法学部に学ぶ。 青山学院高等部事務長、青山学院法人本部秘書室長、青山学院法人本部総務部長を経て、フリーライターに転身。
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憲法の本 改訂版
¥1,980
A5判並製 194 発行日 2012.3 ●内容紹介● 憲法について本気で考えたい人のための『憲法の本』 日本国憲法が注目されているときだからこそ、 憲法の原点と生命力を伝える。 大学の教科書、市民の教養書として読み継がれてきたものを新判例などを追加して改訂。 国会議員たちのあいだで「改憲」議論が盛んである。歴史上のできごとや現実にあった憲法事件を織り込み、憲法の規範と現実を具体的に解説。図やコラムも多数収録。憲法について本気で考えたい人のための「憲法の本」。 ●著者紹介● 浦部法穂 1946年愛知県生まれ 東京大学法学部卒業。現在名古屋大学大学院法学研究科教授。法学館憲法研究所主席客員研究員。特定非営利活動法人「人権・平和国際情報センター」理事長。
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アンナチュラル:小説・自閉症〈上〉
¥1,650
四六版並製 280頁 発行日 2012.12 ●内容紹介● 自閉症発症は本当に先天的原因のみによるのか── 自閉症の原因を探る旅を経て、解き明かされる人類史的謎 自閉症の本当の原因は何か 一枚の絵に描かれたメッセージを手がかりに真実探求の旅に出た、駆け出し新聞記者と若き精神科医のたどる運命 駆け出し新聞記者の白川由岐枝は、先輩の記者から受け継いだ自閉症の取材を始めたが、微妙な問題に直面していく。ある日、六本木の国立美術館で自分が興味をもった絵をじっと見続ける青年と出会う。後日、自閉症の学会に出向いた際、美術館で見かけた青年、精神科医の古谷信一郎に出会う。取材を続ける由岐枝は、自閉症者の起こしたバスジャック事件に巻き込まれていく。自閉症解明の手がかりになりそうな幼稚園の園長はその事件で亡くなってしまったが、古谷とともに、ある組織の誘導によって自閉症解明の世界へ足を踏み入れていく―。 ●著者紹介● 竹内願人(たけうち・がんじん) 1950年生まれ。 医学の世界に住して三十数年。医学論文、医学書多数。
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アンナチュラル:小説・自閉症〈下〉
¥1,650
四六版並製 268頁 発行日 2012.12 ●内容紹介● 自閉症発症は本当に先天的原因のみによるのか── 自閉症の原因を探る旅を経て、解き明かされる人類史的謎 自閉症を解く手がかりは 仏教思想・唯識にあった── 自閉症の原因を解明する新聞記者の白川由岐枝と精神科医の古谷信一郎は、国際的な組織の導きによって自閉症の真実を追究する医学者や宗教者に出会い、彼らから人間の認識の発達について理解を深めていく。同じく自閉症と早期教育の関係を追い続けるフリージャーナリストの椎名麻紀も、取材を進めていくうちに仏教思想「唯識」に到達する。古くから人類の叡知が警告し続けた真実を、ルソーの『エミール』とオスターデの絵、仏教の教えに見出す探究者たち。彼らはやがて、運命の糸によってつながれていく―。 ●著者紹介● 竹内願人(たけうち・がんじん) 1950年生まれ。 医学の世界に住して三十数年。医学論文、医学書多数
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実録高校生事件ファイル
¥1,650
四六版並製 232頁 発行日 2012.6.20 ●内容紹介● これが教育の現場だ! エリート教育だけが教育じゃない 現役教師が綴った事件処理の日々。窃盗、恐喝、薬物汚染、いじめ、リンチ、集団犯罪、モンスターペアレントや弁護士との戦い…体を張った格闘の日々を経た、ある教師の伝えたいこと。私はこうして社会の土台を支える人間を世に送り出してきた―30の「事件」が語るリアル教育現場。 ●目次● 第1章 高校生編 「凶悪事件発生!」「番長vs教師」 etc... 第2章 部外者編 第3章 モンスターペアレンツ 第4章 教師の果たす役割とは 「どこまでが学校の責任なのか」 etc... ●著者紹介● 和田慎市(わだ しんいち) 1954年、静岡県生まれ。東北大学理学部卒業。公立高等学校社会科教員。 1978年より進学校、職業校、新設校、教育困難校、定時制、単位制など、10校もの異なるタイプの公立高校に勤務し、多種多様な生徒達と接する。 中でも教育困難校・定時制高校の勤務が長く、生徒指導の実践経験が豊富である。
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検証・新ボランティア元年:被災地のリアルとボランティアの功罪
¥1,650
四六版並製 240頁 発行日 2012..3.11 ●内容紹介● 3・11以降、被災地であらわになった日本の縮図 被災者の心の叫びを聴け! 「絆」ではなく「歪」が見えた—— 大手メディアによって増幅された復興美談・絆美談に一石を投じるリアルルポ 「絆」に酔っているのは被災地以外の人間だけだ── ●目次● 第1章 被災者のリアル 第2章 見えない恐怖に翻弄される被災者 第3章 ボランティア迷惑論のウソ 第4章 自己満足ボランティア 第5章 まとまらない被災地、復旧にこだわる被災者 第6章 始まった自立支援のかたち ●著者紹介● 笠虎崇(かさこ たか) カメライター(ライター&カメラマン)。これまで写真集11冊、ノンフィクション5冊の著書。『工場地帯・コンビナート』(グラフィック社)『サラ金全滅』(共栄書房)など。ネット上では「かさこ」の名で活動。 1975年生まれ、横浜在住。
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司法改革の失敗と弁護士:弁護士観察日記PART3
¥1,650
四六版並製 224頁 発行日 2011.3.10 ●内容紹介● 司法改革とは何であったか 弁護士の極端な増員政策はどのような結果をもたらしたのか 法曹志願者の激減、司法試験合格者が3割にも満たない法科大学院の破綻、続出する司法修習辞退者、弁護士未登録者の激増、揺れ動く弁護士会……。 ●目次● 序章 断念する法曹志願者 1章 法科大学院の失敗 2章 変容する弁護士像 3章 日弁連・弁護士大増員路線の軌跡 4章 弁護士自治はどこへ行く 5章 市民と弁護士 ●著者紹介● 河野真樹(こうの まき) 1959年生まれ。1983年法律新聞社入社。編集部記者、編集主任を経て、編集部長(『週刊法律新聞』編集長)を務める。2010年退社、独立。現在、司法関連の言論・投稿サイト「司法ウォッチ」を主宰するとともに、法曹界ウォッチャーとしてブログ「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」を執筆中。 著書に『大増員時代の弁護士──弁護士観察日記PART1』『破綻する法科大学院と弁護士』
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破綻する法科大学院と弁護士:弁護士観察日記PART2
¥1,650
四六版並製 268頁 発行日 2011.11.25 ●内容紹介● 淘汰の危機に直面する法科大学院 行き詰まる法科大学院の現実 ●目次● 序章 「受からない」法科大学院 1章 破綻する法科大学院 2章 弁護士激増の行方 3章 淘汰の理論 4章 二割司法の虚実 5章 訴訟社会は到来するか 6章 給費制をめぐる攻防 7章 ネット時代の市民と弁護士 8章 弁護士の品格 ●著者紹介● 河野真樹(こうの まき) 1959年生まれ。1983年法律新聞社入社。編集部記者、編集主任を経て、編集部長(『週刊法律新聞』編集長)を務める。2010年退社、独立。現在、司法関連の言論・投稿サイト「司法ウォッチ」を主宰するとともに、法曹界ウォッチャーとしてブログ「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」を執筆中。 著書に『大増員時代の弁護士──弁護士観察日記PART1』
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大増員時代の弁護士:弁護士観察日記PART1
¥1,650
四六版並製 232頁 発行日 2011.8.25 ●内容紹介● 弁護士・大増員時代の到来! いま何が起こっているのか? 「弁護士の経済難」は本当か? マスコミの伝えない 弁護士たちの本音と実像 ●目次● 序章 ある弁護士の廃業宣言 1章 「弁護士の経済難」本当か? 2章 淘汰される弁護士 3章 弁護士倫理と悪徳弁護士 4章 司法修習生「給費制」をめぐる攻防 5章 「隣接士業」と弁護士 6章 改革幻想 7章 変化する弁護士像 8章 弁護士の気概 ●著者紹介● 河野真樹(こうの まき) 1959年生まれ。1983年法律新聞社入社。編集部記者、編集主任を経て、編集部長(『週刊法律新聞』編集長)を務める。2010年退社、独立。現在、司法関連の言論・投稿サイト「司法ウォッチ」を主宰するとともに、法曹界ウォッチャーとしてブログ「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」を執筆中。